生きていく中で物事にチャレンジすることは非常に素晴らしいことです。 しかし、始めたことを継続し結果につなげるには、かなりの時間をそのことに使わなければいけません。 その時に必要なのが日々の続ける力(継続力)です。今回はこの続ける力(継続力)をつけるためには、どうすれば良いのかを説明します。
習慣化できない原因
継続力がない人にある共通性は以下の通りです。
- 脳は新たな習慣が嫌い
- いきなり高い目標でスタートしている
- すぐに結果を求めてしまう
- 経験がないのに我流でやってしまう
- 本当にやりたいことを選んでいない
- 自分に自信がつく
脳は新たな習慣が嫌い
脳は「いつもどおり」の習慣を繰り返すことで安定した生活ができると考えるように作られています。 そこに「いつもどおり」ではない「いつもと違う」習慣をつけようとすると、当然、安定した生活を送るために「いつもと違う」習慣を排除しようとします。
いきなり高い目標でスタートしている
全く運動をしたことがない人が突然「半年で体重20キロ落とすために明日から毎日一時間ランニングして、一時間筋トレをする」と目標を立てるとすぐに心が折れてしまいます。これは目標に向かう努力の段階で、目標と今の能力に差がありすぎるからです。「じゃあ低い志で努力しろというのか」と考えると思いますが、そういうわけではありません。志が高いことは大事なことです。高い志を高く持ったまま目標との距離を近くすれば良いのです。例を上げるならさっきの運動したことがない人が「半年で体重20キロ落とすために」という目標の他に「朝ごはんはヘルシーなものにする」「ランニングシューズを履いて外に出てみる」という比較的簡単な短期的な目標を立てるのです。そうすることで、「今日も目標を達成した」と思えるので達成感やモチベーションを得ることができ継続力をつけることができます。
すぐに結果を求めてしまう
物事の継続中にはやはりその度その度に結果が気になります。 ですが目先の結果に囚われてはいけません。みんな出来ないから努力をしているのです。 この結果を求めてしまうという性質が継続力を削ぐ一番の原因とも言えます。逆に言えばここを乗り切ればかなり習慣化に近づくことができるのです。
経験がないのに我流でやってしまう
自分のやり方や考え方を持つのはとても素晴らしいことです。しかし、先駆者のやり方や話を聞くことも大切なことなのです。 成功者の話を聞くことはあらゆる挑戦において大きな一歩です。例を上げるとプロのスポーツ選手にはほとんどの場合、コーチ、監督などの過去に功績を残した人が指導しています。これは物事を行うには成功者からきくのが一番早く簡単な手段だからです。
本当にやりたいことを選んでいない
継続する上で欠かせないのは物事に対するモチベーションです。 自分が今やっていることが自分のやりたいことなのか、この判断って難しいですよね。 これは、やりたいことの定義が漠然としているからです。 一回でも(めんどくさい)(あとでいいや)と思うとそれからはやりたくないこととして脳が認識します。なので一回ずつの労力を減らす。めんどくさいと思う環境を作らないことが大切です。
自分に自信がつく
努力によって自身がつくことは良いことですしここが目標の人もいるでしょう。 しかしここが目標ではない人は自信がつくと余裕を持って休憩したり違うことに時間を使ったりし始めますここでどれだけ続けられるかが継続力の大きな分岐点になっています。
今の6つに気をつけると今までよりも比較的簡単に継続力をつけて習慣化したり大きな結果を残せるようになります。